高清水の蔵だより

高清水の味を確認する重要な蔵内行事

2017年08月30日

毎年7月末に実施している初呑み切りを行いました!この初呑み切りは今年の「高清水」の味を確認する為の重要な蔵内行事。本社蔵で仕込んだ203本と、御所野蔵で仕込んだ130本のお酒の評価をみんなで行いました。

仕込んだお酒を貯蔵しているタンクの本数は昨年より2本増えて126本(本社蔵98本・御所野蔵28本)。きき酒も貯蔵タンク数と同じ126本!かなりの本数なので酔っちゃいそうですが、舌を休めながらゆっくり時間をかけてきき酒を行いました。

「今期の酒造りは前期とは反対で米が溶け難かったため苦労した事が多く、酒質が淡麗過ぎないかと心配だったので注意深くきき酒を行った。やや若めの酒はあるものの、味わいは例年と変わりなく、いつもの高清水の風味が感じられたのでひと安心。全体的に調和が取れており熟成の進み具合も良いので、今後の熟成が楽しみだな!」と、菊地杜氏がにこやかに話してくれました。

今年もお酒の出来栄えは良く、おいしいお酒をみなさんに届ける事が出来そうです。秋まで楽しみにして、お待ちください。

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満のお酒のお申込はお受けできません。