高清水の蔵だより

今期最後の大吟醸しずく採り

2019年04月12日

4月になりましたが、まだまだ冷たい空気が張り詰める仙人蔵で、本日早朝6時から今期最後となる「大吟醸」の袋吊りが行われました。

蔵人の声だけが蔵に響き渡る中、袋吊りの作業が進むにつれ斗壜に少しずつお酒が満たされていきます。

1987年、秋田酒類製造株式会社に入社。御所野精米工場担当、本社蔵副杜氏を経て、2014年に本社蔵五代目杜氏に就任した菊地格杜氏。いわば社員からの生え抜き杜氏として今に至る菊地杜氏の酒造りのモットーは「一切の妥協を許さず愚直に・・・」。それを貫き今回で6期目の酒造りとなりました。

真剣な眼差しで、時間をかけて味と香りを確かめる菊地杜氏。固唾を飲んで、その姿を見守る蔵人たち。しばらくして杜氏が「よし」とつぶやくと、そこに居合わせた全員から安堵の笑みがこぼれました。

この「しずく採り大吟醸」を低温でじっくりと熟成させ販売しているのが「瑞兆」。手間暇かけて醸し上げた「大吟醸しずく採り 瑞兆」を、是非味わってください。

大吟醸しずく採り 瑞兆
https://www.takashimizu-shop.com/product/220400080

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